進歩したいブログ

関西人のオタ・野球ブログです。

オリジナル小説を書いてみた。

朝起きると何故か俺は美少女になっていた。
「・・・・・・。何で?」
第1話
俺は橘準(たちばなじゅん)。
何の特徴もない高校1年生・・・などとギャルゲの主人公みたいな事を言う気はない。
これでも私立の進学校に通わせてもらっている身。試験の成績は毎回学年で5位以内に入るくらいには努力している。
だが運動は苦手だ。球技は好きだが小さい頃から心臓に病気があって事あるごとにマラソンの授業を見学していたので持久力が全くない。正直持久力では小学生にさえ勝てないと思う。
もちろん言うまでもない事だがれっきとしたである。
だが・・・。
腰まで伸びた髪、激しく自己主張している胸。そして何より下半身に有るモノがないはずの違和感・・・。
そう。俺は何故か朝起きると美少女になってしまっていたのだ!
「・・・・・・」
あまりの事態に言葉が出ない。
人間本気で切羽詰まった時には何も言えなくなるってホントなんだな。
しかし同人誌なんかではよく見るシチュではあるが、まさか、こういう事(女体化)が自分の身に降りかかるとは思わなかった。
・・・などと冷静に状況を整理してみても、もちろん状況が良くなるわけではない。
こういう場合はとりあえず・・・。
「女になった自分の体でも観察してみるか」
こんな機会でもないと生身の女の体なんて、もう一生見れないかもしれないからな。
「では早速・・・」
俺はそう呟いて服の首の所を引っ張り自分のおっぱいをじっくり観察しようとすると・・・。
「お兄ちゃん朝だよ〜!いつまで寝てるの〜!」
突然バンとドアが開いて妹の結衣(ゆい)が部屋に飛び込んできたのだった。
続く。